Lifefolio・先勝と Tsumu をつなぐ — 個人開発エコシステムの接続設計
JurisCode.AI には現在、3つのプロダクトがあります。私的データOS「Tsumu」、成長アプリ「先勝」、自己投資トラッカー「Lifefolio」。それぞれ独立したアプリですが、バラバラのままにはしません。今回は、この3つをどう繋ぎ、どう繋がないかという設計の話です。
まず境界線を引く
接続の設計は、機能を足すことではなく、境界を決めることから始まります。
- 目標・人生設計は先勝の中核。だから Tsumu のプリセットカテゴリには入れていません(必要な人は自分で追加できます)
- 学びの時間の定量トラッキングは Lifefolio、学びの成果物やノートのアーカイブは Tsumu の「学び」カテゴリ。同じ「学習」でも役割を分けています
- Tsumu はすべての土台となる倉庫。先勝と Lifefolio は、その上で人生を前に進めるためのアプリ
境界が曖昧なまま繋ぐと、どのアプリで何をすればいいのか分からない「全部入り」の失敗パターンに落ちます。
「割符」— 連携トークンの設計
接続の仕組みには、割符(わりふ)という名前を付けました。戦国時代、一枚の札を二つに割り、合わせることで本人の証とした、あの割符です。
流れはこうです。先勝側で割符(連携トークン)を発行し、それを Tsumu に渡して合わせると、接続が成立する。以後、先勝での歩みのサマリーが Tsumu のホームからも見えるようになります。トークンは暗号化して保存し、いつでも失効できます。
技術的には、データベースを共有しない疎結合にこだわりました。アプリ同士は API とトークンだけで会話し、片方に障害や仕様変更があっても、もう片方は自分のデータで動き続けます。Lifefolio からは、これまでの記録を Tsumu に持ち込めるインポーターも用意しました。
中心にいるのはアプリではなく本人
この設計のいちばん大事な点は、アプリ同士が勝手に繋がるのではなく、本人が自分の意思で、自分の記録を一箇所(Tsumu)に集めるという形にしたことです。割符を発行するのも、失効するのも、常にユーザー自身。
外部のサービスに対して「行為はアプリ、記録は本人」という原則を立てた以上、自社プロダクト同士でも同じ原則で繋ぐ——エコシステムというより、本人を中心にした小さな連邦のようなものを目指しています。
#エコシステム#先勝#Lifefolio#Tsumu#開発日記