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商材/事例読了 約13分

AI導入の費用はいつ回収できるか。中小企業が月の作業時間から回収期間を逆算する計算式

<!-- intent: 見積の金額が自社の月の作業時間で何か月で回収できるかを自分で計算し、社内に説明できるようにしたい | satisfied: 自社の対象業務の月の作業時間と時間単価を入れて回収月を出せ、その業務が軽い・標準・重いのどれで回収期間が何か月の帯に入るかを言える | excluded: 補助金の申請手順と採択率、AIツール個別の月額プラン比較 -->

回収は何か月か時間から逆算 — AI導入費用の回収期間 — 月の作業時間から

AI導入の費用の回収期間は、対象業務で月20時間を削減できる場合、実装¥200,000〜(軽い業務)で約3〜4か月が目安です。標準の業務(¥350,000〜)なら約6か月、重い業務(¥600,000〜)なら約10か月の帯に入ります。

計算は1行です。実装費 ÷(月の削減時間 × 社内の時間単価)= 回収期間。この式に入れる数字は3つだけで、どれも社内で数えられます。

変わるのは、担当者ひとりが毎月くり返している作業が、仕組みの側に移ることです。納品物は動く仕組み・運用手順書・操作の解説動画で、貴社名義のアカウントの中に残ります。

この記事では、重さ3段ごとの回収期間の表、運用・改善(月¥33,000〜)を付けた場合にどう変わるか、そして「月に何時間あれば成り立つのか」の下限を、出典つきで並べます。金額は当スタジオの料金です。時間単価と作業時間は計算の例として仮に置いた値で、回収を保証するものではありません。

AI導入の費用は、中小企業でいつ回収できますか

月の削減時間と社内の時間単価で決まります。目安は3〜4か月から20か月の幅です。

回収期間の出し方。対象業務の月の作業時間×削減率×時間単価で月の効きを出し、実装費を割る
実装費 ÷(月の削減時間 × 社内の時間単価)= 回収期間。運用・改善を付ける場合は月の効きから月額を引いてから割ります

当スタジオの料金は、入口から運用まで次の4段です。回収期間の計算で分母に置くのは「2. 実装」の金額だけです。業務診断の¥20,000は、実装に進む場合に全額を実装費へ充当するため、二重に数えません。

段階金額(税込)含まれるもの時間の目安
0. 簡易ヒアリング無料現状を伺い、自動化する業務を1つ決める30分
1. 業務診断¥20,000実際の画面で作業を見せていただき、設計書(作業の流れ図・置き換わる作業量の試算・重さの判定・実装の範囲・お見積り)をお渡し120分+3営業日
2. 実装(1業務)¥200,000〜動く仕組み一式・運用手順書・操作の解説動画・データの取り扱い方針・引き渡し後1か月の質問対応2〜10週
3. 運用・改善(任意)月¥33,000〜稼働の確認・月1回の改善・作業の追加継続(月単位で停止可)

発信(ブログ・SNS)の自動化は別のメニューで、構築は Lite ¥200,000 / Standard ¥350,000、運用・改善は月¥30,000です。相談の窓口になる月次AI顧問は月¥30,000、社員向けのAI導入ミニ研修は¥70,000です。表示はすべて税込で、¥200,000未満の実装はお引き受けしていません。

回収期間の計算式に、何を入れますか

3つです。対象業務の月の作業時間、削減率、社内の時間単価です。

1つ目は、対象業務の月の作業時間です。会社全体ではなく、自動化する1業務だけを数えます。資料の催促に週2時間使っているなら、月8時間です。

2つ目は、削減率です。当方実績の例では、対象作業の時間が6〜8割減りました(見積・請求80% / 企画提案70% / 人事評価コメント60%)。当方実績の例です。効果は業務と体制により異なります。社内の説明で使うなら、安全側に5割で置いてから計算するのをおすすめします。

3つ目は、社内の時間単価です。人件費を時間で割った自社の値を入れてください。この記事では例として2,000円・3,000円・4,000円の3通りで計算します。

実装の重さ別に、回収期間は何か月になりますか

月20時間を削減できるなら、軽い業務で約3〜4か月、重い業務でも約10か月です。

実装の金額は業務の重さで3段に分かれます。入口の数、台帳(正本)の有無、例外の多さ、無人で回すかどうかで決まります。社内の時間単価を3,000円と仮に置いた場合の回収期間は、次のとおりです。

月の削減時間月の効き軽い業務 ¥200,000〜標準の業務 ¥350,000〜重い業務 ¥600,000〜
10時間30,000円約7か月約12か月約20か月
20時間60,000円約3〜4か月約6か月約10か月
40時間120,000円約2か月約3か月約5か月

実装にかかる期間の目安は、軽い業務で2〜3週、標準の業務で4〜6週、重い業務で6〜10週です。回収が始まるのは稼働した翌月からなので、社内の説明では上の表に実装期間を足して読んでください。

時間単価を動かすと答えも動きます。標準の業務(¥350,000〜)で月20時間を削減する場合は、こうなります。

社内の時間単価月の効き回収期間
2,000円40,000円約9か月
3,000円60,000円約6か月
4,000円80,000円約5か月

動く幅がこの程度だと分かれば、社内の議論は「単価をいくらで置くか」ではなく「本当に月20時間あるのか」に移ります。

運用・改善(月¥33,000〜)を付けると、回収期間はどう変わりますか

月額のぶんを、月の効きから先に引きます。その結果、月10時間の削減では回収が成り立ちません。

運用・改善は任意のメニューで、稼働の確認、月1回の改善、作業の追加が含まれます。月¥33,000〜なので、月の効きが33,000円を超えていないと、そもそも差が残りません。

月の削減時間月の効き月額を引いた残り軽い ¥200,000〜標準 ¥350,000〜
10時間30,000円残らない回収できません回収できません
20時間60,000円27,000円約8か月約13か月
40時間120,000円87,000円約3か月約4か月

これは運用・改善を付けない方がよい、という話ではありません。月10時間の業務なら運用・改善を付けずに納品で終える、という選び方ができる、という話です。仕組みの保守はこの運用・改善に含まれており、月単位で停止できます。

対象の業務には、月どれくらいの作業時間が必要ですか

月20時間を一つの境目として見ています。ただし、1業務でそこに届く作業は実際にあります。

経理の紙書類の処理では、経理プラスの調査(新しいタブで開く)(2021年・n=1,000)で49.5%が月10時間以上と答えています。社内情報を探す時間は、Helpfeelの調査(新しいタブで開く)(2023年・n=400・n小)で1日平均1時間5分、自己解決は22%でした。1日1時間なら月20時間を超えます。

「時間のかかる作業がある」は88.1%、AI化への期待は作業時間の削減76.9%、ミスの削減53.1%でした(OTENBA×未知 バックオフィスAI化調査(新しいタブで開く)・2026年7月)。同じ調査で「AIに任せてよい業務の判断が難しい」が31.9%です。時間はあるのに、どれを渡すかが決まらない状態です。

公的な調査でも向きは同じです。中小機構のAI等利活用実態調査(新しいタブで開く)(2026年3月・n=1,647)では、AI活用の目的は「業務効率化・時間短縮」が87.0%で最多、一方で不足している情報は「成功事例・活用事例」が83.3%でした。中小企業白書2026の概要(新しいタブで開く)(n=3,888)では、AIを使わない理由の1位が「活用する業務がイメージできない」の63.4%です。

つまり、回収期間が出せない原因は多くの場合、金額ではなく対象業務が1つに決まっていないことです。月の作業時間を数えられる粒度まで業務を1つに絞れば、式はそのまま動きます。

「AI導入にかかる費用」は、どこまで数えますか

実装費と、任意の月額と、社内の時間です。研修や顧問は別メニューなので、必要な場合だけ足します。

稟議で総額を出すときは、次の4つで足りることが多いです。

数えるもの金額(税込)回収期間の式での扱い
業務診断¥20,000実装に進む場合は全額充当するため、分子に足さない
実装(1業務)¥200,000〜分子に置く
運用・改善(任意)月¥33,000〜月の効きから引く
社内の時間—実装中は週15〜30分が目安。引き継ぎに60分

社員にAIを使わせたい場合のAI導入ミニ研修は¥70,000(半日3時間・5〜20名)、相談の窓口になる月次AI顧問は月¥30,000です。どちらも実装とは別の判断なので、回収期間の式には入れず、必要になった時点で足してください。

決まった製品を入れる場合と、何が違いますか

コールセンター向けのAIや、画像を判定するカメラのように、製品として売られているものを入れる場合は、月額と初期費用が先に決まっています。回収の計算はそのぶん楽ですが、自社の作業がその製品の形に合っているかどうかが先に問われます。

決まった製品を入れる

  • 月額と初期費用が先に分かる
  • 自社の作業を製品の形に寄せる
  • 使う範囲は製品の仕様で決まる
  • 製品が終わると仕組みも終わる

自社の業務に合わせて作る

  • 業務診断の設計書で金額が決まる
  • 残っている作業のままで組む
  • 台帳と手順が貴社の資産として残る
  • 貴社名義のアカウントの中に残る

弥生のバックオフィスAI活用実態調査(新しいタブで開く)(2026年7月・n=951)では、AI活用への関心が60.3%ある一方、全面刷新を望む会社は12.2%でした。障壁は「研修・マニュアルの負担」28.0%、「導入中の業務の中断」27.9%です。いま使っている会計ソフトやクラウドのツールは土台としてそのまま使い、その外側に残っている作業だけを対象にする——これが回収期間を短くする一番の近道です。

世の中の相場と、回収期間の目安はどのくらいですか

業務自動化の構築は20〜100万円が相場で、回収は3〜6か月という報告があります。当スタジオの¥200,000〜は、その下の帯です。

提供者・出典診断・初期構築(1業務)月額
campnet(新しいタブで開く)研修 5〜30万円業務自動化 20〜100万円月1〜10万円 / AI顧問 ¥30,000〜
Anote(新しいタブで開く)PoC 40〜100万円業務自動化 20〜100万円—
Uravation(新しいタブで開く)コンサル・PoC 50〜300万円小規模受託 初期50〜300万円月3〜20万円
itdoor(新しいタブで開く)お試し ¥5,000〜単一 ¥30,000〜 / 複数+連携 ¥150,000〜サブスク ¥16,500〜
ai株式会社(新しいタブで開く)スポット 1〜5万円/回プロジェクト 30〜150万円5〜30万円
DeC 士業AI(新しいタブで開く)無料30分¥150,000税込・1業務10営業日Light ¥30,000 / Std ¥50,000
SalesDock(新しいタブで開く)初期構築 ¥150,000トライアル 10〜30万円顧問 ¥50,000(6か月〜)
JurisCode.AI業務診断 ¥20,000(実装に進めば全額充当)軽い ¥200,000〜 / 標準 ¥350,000〜 / 重い ¥600,000〜運用・改善 月¥33,000〜(任意) / 顧問 月¥30,000

回収期間そのものの他社報告としては、Leach の中小企業AI導入実態調査(新しいタブで開く)(2026年・ヒアリング40社超・n小)が、簡易な自動化で初期5〜30万円・回収3〜6か月としています。母数が小さい調査ですが、上の表の「月20時間の削減で軽い業務が約3〜4か月」と同じ帯に収まります。

当スタジオが他社と違うのは、金額を先に公開していることと、入口が有料の診断であることです。市場のスポット相談は1〜5万円/回なので¥20,000は下の帯ですが、有料にしている理由は「設計書が残る」点にあります。設計書には置き換わる作業量の試算が入るので、実装に進まなくても、社内で回収期間を出す材料として使えます。

回収期間を、見積の前に確かめる手順はありますか

あります。無料の簡易ヒアリングと業務診断の2段で、実装を決める前に試算が出ます。

実装を決める前に、回収期間を確かめる4手
  1. 対象を1業務に絞る(無料の簡易ヒアリング・30分)。会社全体ではなく、毎月くり返している作業を1つ選びます。
  2. その業務の月の作業時間を数える。週あたりの時間に4を掛けるだけで十分です。10時間に届かなければ、ここで見送る判断もできます。
  3. 業務診断(¥20,000・120分+設計書)で、置き換わる作業量の試算と重さの判定、お見積りを受け取る。設計書は3営業日が目安で、貴社のものです。
  4. 設計書の試算と自社の時間単価で回収期間を出し、実装に進むかを決める。進む場合、診断の¥20,000は実装費に全額充当します。

3で止めても構いません。設計書は貴社のものなので、持って社内や他の会社で進めていただいても構いません。

費用の内訳そのものは「AI業務自動化の費用は中小企業でいくらか。1業務¥200,000〜の内訳と相場」に、士業事務所での対象業務の選び方は「税理士事務所のAI活用事例」に書いています。業務自動化パックの全体像はAI業務自動化のご案内(/ai-automation)、料金とメニューの一覧はサービス一覧(/services)、入口から実装までの4段は/services#funnelにあります。

よくある質問

Q. 補助金を使って、回収期間を短くできますか?

個別に設計する仕組みづくりは、「デジタル化・AI導入補助金」(旧 IT導入補助金)の登録ツールに当たらないため、原則として対象になりません。当スタジオは補助金を前提としたご提案をしていません。回収期間は、補助ではなく月の削減時間で説明できる形にしています。

Q. 回収できなかったら、返金してもらえますか?

保証はしません。代わりに、業務診断の設計書で「置き換わる作業量の試算」を先にお見せします。実装は1業務から始めて、減った時間を一緒に測ります。効かなければそこで止められますし、業務診断の費用は実装に進む場合に全額充当します。

Q. 対象の業務が月5時間くらいしかありません。それでも頼めますか?

その場合はおすすめしません。月の作業時間を一緒に数え、少なければ「必要ありません」とお伝えします。いまお使いの会計ソフトやクラウドのツールは土台としてそのまま使い、対象にするのはソフトの外側に残っている作業(資料の催促、お客様とのやり取り、期限の通知、面談の記録など)です。

Q. 回収が終わるまでに、社内はどのくらい時間を取られますか?

実装中のお時間は週15〜30分が目安で、進み具合は週に1枚の報告でお伝えします。最後の引き継ぎは60分です。実装期間は軽い業務で2〜3週、標準の業務で4〜6週、重い業務で6〜10週が目安で、繁忙期は避けて進めます。

Q. 途中でやめたくなったらどうなりますか?

業務診断の設計書をご覧いただいた時点でご納得いただけない場合、実装に進まず終了できます(設計書は貴社のものです)。1業務を作ったあと、先に進まずに終えることもできます。運用・改善は任意で、月単位で停止できます。

まず、何から始めればよいですか

まず無料の簡易ヒアリング(30分)で、自動化する業務を1つ決めます。次の業務診断(¥20,000・120分+設計書)で金額を確かめてから、実装(1業務 ¥200,000〜)に進めます。実装に進む場合、診断の費用は全額充当します。

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#AI自動化#業務診断#中小企業

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